
1.はじめに
春の訪れとともに、生きものたちが色鮮やかに目覚める季節がやってきます。
サクラやツクシ、タンポポなど、植物たちの目覚めは、私たちに心の安らぎやワクワクした気持ちを届けてくれます。
そんな春の自然を、絵本を通して感じてみませんか?
今回は、春の植物をテーマにしたおすすめの絵本を15冊ご紹介します。
それぞれの絵本には、大人から子供まで楽しめる、春の自然の美しさや新しい発見が詰まっています。
ぜひ、手に取って春の魅力を味わってみてください。
2.おすすめ本紹介
①『春の妖精たち スプリング・エフェメラル』
③『はるなつあきふゆのたからさがし』
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作:矢原由布子(著・絵), 鈴木 純(監修) 出版社:アノニマ・スタジオ
発売:2022/4/27 定価:1,900円+税
新しい季節が始まる時にピッタリの1冊。身近な植物たちの不思議や魅力が可愛いイラストとともにたっぷり詰まっています。読めば読むほどワクワクする、植物の世界と自分をつなげてくれるような絵本です。
⑤『野の花えほん 春と夏の花』
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作:前田まゆみ 出版社:あすなろ書房
発売:2009/04 定価:1,500円+税
春から夏にかけて身近で見られる28種類の植物たちを紹介しています。かわいいイラストとともに、植物の特徴や名前の由来、利用方法などが詳細に書かれています。
⑦『はるが きた! いいもの いくつ?』
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作:おおたぐろ まり 出版社:福音館書店
発売:2025/2/7 定価:1,000円+税
2025年2月発売の新しい本です。春を告げるツクシが「1」、花の周りを歩くテントウムシが「2」というように、見つけた春を1から10まで数えて読み進めます。公園を舞台に、たくさんの生きものたちが一緒に描かれています。
⑨『つくし』
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作:甲斐 信枝 出版社:福音館書店
発売:1997/2/15 定価:1,000円+税
スギナの胞子を飛ばす茎のことをツクシと呼んでいます。春ににょきにょき顔を出したツクシたちの姿を美しい絵で表現しています。作者の「ちょうちょ はやく こないかな」、「ふきのとう」、「種がとぶ」、「タンポポ」の絵本も春におすすめです。
⑪『よもぎだんご』
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作:さとう わきこ 出版社:福音館書店
発売:1989/3/15 定価:1,000円+税
いつも元気な、ばばばあちゃんと子供たちは春の野原へヨモギ摘みへ。途中にはヨモギ、ナズナ、ツクシ、セリなど、春の植物がいっぱいです。ヨモギだんごのつくり方も丁寧な絵とともに紹介されています。
⑬『はるのおくりもの』
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作: せいの のりこ 出版社:日本標準
発売:2024/2/26 定価:1,500円+税
まだ見たことがない雪を見たいカエルに寄り添うキツネとウサギの物語。季節がめぐり、3匹の関係はどうなっていくのでしょうか。丁寧に描かれた植物たちも魅力です。
4.まとめ
いかがでしたか?
春は新しい出会いや発見がたくさんある季節。
季節の変化を感じながら、自然の豊かさや生命の輝きを絵本を通して楽しむ時間は、きっと心に残る思い出になるはずです。
今回ご紹介した絵本が、そのひとつのきっかけとなり、自然への興味や感動を育むお手伝いになれば幸いです。
絵本の中の植物たちとともに、素敵な春のひとときをお過ごしください。